思考力の時代!ではありますが

現代のテストのトレンドは「思考力」です。

文科省も思考力というキーワードをはっきりと打ち出していますし、それに伴って世の中の参考書や問題集も塾も通信教育もみんながそろって「暗記することから思考力問題へ対応できる力を!」となっています。昔より単純暗記の重要性は減っているとみんなが口を揃えて言うようになっています。

そのこと自体に異論はありません。昔みたいに固定電話の番号を数十個も100個も暗記している必要性はなくなり、AIが物事を教えてくれる時代です。そして事実、丸暗記していれば100点がとれるような問題は減っていますし、子ども達がちゃんと考えることができるように育って欲しいと思います。

しかし、物事を覚えていないのに、理解していないのに考えることなんてできるのでしょうか。

いくら暗記の重要度が下がっていると言っても「掛け算の九九を覚えなくていい」ということにはならないでしょう。日常の言葉も漢字もいわざみんな記憶力です。そしてそれらを使いこなせないと、テストに挑むところか人との日常の会話すらできませんし、日常生活でスムーズに行動することができないのです。しかもスマホで調べても一瞬でわかったつもりで・・直後には忘れてしまって会話できないなんてことは、日々の生活でいつも遭遇しています。

ですからやはり覚えることは重要です。何事も覚えていなくては即座に対応できないという普通の事実をもっと重要視する必要があるように思います。

覚えた後は理解ですね。単純暗記で済む事柄もありますが、それだけでは応用できないものもあります。

まずは覚えるということはやはり重要ということを次回に考えてみましょう。

09.小学生勉強コラム