「思考力」が現代の授業やテスト問題のトレンドだということは前回に述べましたが、すぐに思考力問題に対応できるものなのでしょうか。
たとえば小学2年生の後半に算数で九九を暗記します。
学校の授業でみんなで一斉に唱えて覚えたり、お家でも九九の表を壁に貼って覚えるなんてことは昔も今もやっていることでしょう。最近は九九の問題をランダムで出してくれるアプリなどもありますから、上手に活用したいものです。
この九九を暗記する小学2年生の時点では、かけ算についての基本的な概念を理解していないと思います。
たとえば九九のペーパーテストの時に、
8×9= ハック・・あれなんだっけ?となった場合に、
8×8=64 ハッパ64なんだから、そこに8を足せばいいので、64+8=72 と思える小2は少ないでしょう。
単に九九を暗記している段階ですから、そう考えられなくても特に問題はありません。まずは九九を覚えてしまって、のちに学年が上がっていくうちに自然とかけ算について理解していくものでしょう。
そうです。小学2年生ではかけ算を単に覚えているだけでも、いずれは理解にまで至る必要があります。理解していないと次の考える段階にまで到達できないものです。
九九を暗記 → かけ算の仕組みを理解(小3や小4で) → 考える力を身につけて文章問題も攻略
簡単に言うとこのような流れになると思いますが、これは算数だけではありません。国語も英語もだいたいみんなこのような流れで上達していくわけですから、覚えることはやはり大事です。
覚える から 理解する の段階へ進む時に苦労する人もいると思いますが、これについてはまた次回に考えてみましょう。